このブログを検索

ラベル ubuntu の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ubuntu の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012-08-06

Ubuntu10.04 -> 12.04(1/2)

現在私はUbuntu10.04(LTS)を入れているのですが
同じくLTSである12.04がリリースされています。
時間があったのでアップグレードしてみました。

結論としては
・エラーが出たがアップグレード自体は成功したっぽい
・pt2が動かなくなったけどなんとか復旧
です。
恐らくエラーが出たのはpt2やmediabomb周りのパッケージからだと思います。
とりあえずはアップグレード手順を記録します。
これまで9から10へアップグレードもしているし他のサイトを参考にしているので手順に間違いは無いと思うのですが、エラーが出ているのであくまで参考程度にした方が良いと思われます。
もし同じくエラーが出ている場合はpart2の記事も併せてどうぞ。

基本的には以前の9.10->10.04と同じです。

メモ帳: Ubuntu9.10 -> 10.04.1

まずは現バージョンを確認
$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu 10.04.4 LTS
Release: 10.04
Codename: lucid
以前は10.04.1でしたがいつの間にか上がっていたようです。

リリースを上げる前にパッケージを最新に上げます。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade

保留されたパッケージのうち、削除されるものがないか確認
$ apt-get -s dist-upgrade

保留をインストール
$ sudo apt-get -u dist-upgrade

念の為再度アップグレード
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade

アップデータのインストール
$ sudo apt-get install update-manager-core
これは前回入れたので既にあった

今回はLTSである12.04を入れたいので
/etc/update-manager-release-upgrades
の中が
Prompt=lts
になっていることを確認、もしnormalになっていたならltsに変更する

ようやくアップグレード開始
sshよりはコンソールの方が推奨されているのでそうする。
私は最初sshでやってたらsshアプリケーションの問題か、
選択肢をカーソルで選ぶ画面で先に進めなくなってしまってやり直した。
$ sudo do-release-upgrade --devel-release
LTSからは通常リリースを更新できないらしいので--devel-releaseオプションを付ける

いつものようにsambaやmysqlのconfigファイルが競合するので解決する

競合が発生したファイル
/etc/sysctl.conf
/etc/mysql/my.conf
/etc/samba/smb.conf
/etc/apparmor.d/usr.sbin.mysqld
競合があった場合は[Z]でシェルに戻れる
なのでバックアップをとって新規ファイルをとりあえずインストールした。
そしてあとで差分を比較して修正した。


途中でA fatal errorが発生した
Errors were encountered while processing:
fontconfig-config
libfontconfig1
Error in function:
らしい
どうしようもないので[C]でキャンセルした。

何度か質問に答えながらようやく完了メッセージ
The upgrade has completed but there were errors during the upgrade process.
で完了した。

で、エラーをどないせいと・・・今回は無かったことにします。



結果確認
$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu 12.04 LTS
Release: 12.04
Codename: precise
ちゃんとアップグレードできました
今度のcodenameはpreciseというみたいです

先程競合が発生したファイルを確認してみたところ・・・

/etc/sysctl.conf
=>以前入れたiptablesのスクリプトで自動追記されるものっぽいので新規confを採用
/etc/mysq./my.conf
=>日本語設定がなくなったのでそこだけマージ
/etc/samba/smb.conf
=>特に新変数があるわけでもないので旧confを採用
/etc/apparmor.d/usr.sbin.mysqld
=>mysqlのディレクトリを移動した際の変更がなくなったのでそこだけマージ


ここで一旦リブートする
$ sudo shutdown -r now

再起動中、
なぜかスプラッシュのバージョンが10.04・・・

最後に/etc/sysctl.confをリフレッシュするために以前作ったiptablesスクリプトを実行する
cd /home/root/iptables_register/
sudo iptables.sh
数分後に処理完了

$ more /etc/sysctl.conf
にて末尾に
net.ipv4.tcp_syncookies=1
net.ipv4.icmp_echo_ignore_broadcasts=1
net.ipv4.conf.all.accept_redirects=0
net.ipv4.conf.default.accept_redirects=0
net.ipv4.conf.eth0.accept_redirects=0
net.ipv4.conf.lo.accept_redirects=0
net.ipv4.conf.all.accept_source_route=0
net.ipv4.conf.default.accept_source_route=0
net.ipv4.conf.eth0.accept_source_route=0
net.ipv4.conf.lo.accept_source_route=0
がつけばOK



参考:
https://wiki.ubuntu.com/PrecisePangolin/ReleaseNotes/ja/UbuntuServer https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Install/UpgradeLucid
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:Fa4WYXcr1kIJ:d.hatena.ne.jp/takuya_1st/20090527/1243391239+&cd=6&hl=ja&ct=clnk&gl=jp

続く
【送料無料】Ubuntu Magazine Japan(vol.05)

【送料無料】Ubuntu Magazine Japan(vol.05)
価格:1,155円(税込、送料別)

Ubuntu上級活用マニュアル/阿久津良和

Ubuntu上級活用マニュアル/阿久津良和
価格:3,129円(税込、送料別)

sambaにゴミ箱機能をつける

sambaにゴミ箱機能をつけます。

sambaでゴミ箱を有効にする
$ sudo vim /etc/samba/smb.conf

[global]セクションに以下を追記
# recycle
vfs objects = recycle
recycle:repository = .recycle
recycle:keeptree = yes
recycle:touch = yes
recycle:versions = yes
recycle:maxsize = 0
recycle:exclude = *.tmp *.temp *.o *.obj ~$* *.~??
recycle:exclude_dir = /tmp|/cache
#recycle:noversions = *.doc *.xls *.ppt

repositoryはゴミ箱名
versionsは同名ファイルを別名保存するか
excludeはゴミ箱除外ファイル名
exclude_dirはゴミ箱除外ディレクトリ名
noversionsは別名保存除外ファイル名
共有ディレクトリ別に設定も可能

$ testparm $ sudo /etc/init.d/smbd restart

これで共有ディレクトリ上でファイルを削除すると
共有ディレクトリ直下に.recycleディレクトリが作成され、そこに削除ファイルが移動します。


次にゴミ箱を定期的にクリアします。

$ sudo aptitude install tmpreaper

$ sudo vi /etc/tmpreaper.conf

デフォルトだとcronスクリプトが警告を出して止まるためSHOWWARNINGをコメントアウトする
TMPREAPER_TIMEをコメント解除し、ゴミの生存期間を指定する。
TMPREAPER_DIRSにゴミ箱を追加する
例:TMPREAPER_DIRS='/tmp/. /home/user/.recycle/.'

設定してみた結果は後日報告
cronでlocateが実行される際にアクセス時間が変更されて何時まで経っても削除されないという話題があったがとりあえずは対処しないで確認してみようと思う。

参考:
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/734recycle3.html
http://landisk.kororo.jp/diary/19_tmpreaper.php


2012-08-05

Chromeのsshクライアント secure shell を入れる

Google Chromeのエクステンションとしてsshクライアントが存在するようなので入れてみた。
secure shell

実行方法はChromeのトップページにあるアプリケーション一覧からもしくは、アドレスバーに"secure shell"と打ち込むとよいみたい。
接続先入力には"username@hostname:22"と入力する。

ブックマークを作ればセッションを保存できるらしい。便利。
たぶんだけど日本語入力ONにしてるとパスワード入力に失敗するので注意。

Minttyとsecure shellのどちらを使い続けるかは今後比較していこうと思う。


【送料無料】Google Chrome OS [ 小池良次 ]

【送料無料】Google Chrome OS [ 小池良次 ]
価格:2,520円(税込、送料別)

Minttyを入れてみる

今までターミナルエミュレータとしてPoderosaを使ってきたが
Poderosaの問題かはともかくUbuntuの操作中に先に進めないことがある。
具体的には、パッケージのアップデートの際にapacheとかだとconfigファイルのマージ確認画面がでるが、そこから先に進めなくなる。上下キーは反応するがエンターキーがきかない。。。
というわけで他のターミナルエミュレータを試してみた。
teratermやPuttyを使ったことがあるけどいまいち気に入るものでもなかったので他のを探してみた。
他のだとMinttyというのが有名だったのでコレを試してみようと思う。

Cygwin版とMSYS版があるようで、今回はMSYS版を入れてみた。

まずはMSYSの導入。
不勉強で申し訳ないが、MinGWというシステムと一緒に入れることになるらしい。
http://sourceforge.net/projects/mingw/files/Installer/mingw-get-inst/
ここから最新のインストーラを導入する。

実行して適当に進めていく
"Use pre-packaged repository catalogues"(デフォルト)
"Download latest repository catalogues"
の選択肢では今回はデフォルトのUse・・・を選択。Download・・・は恐らくMinGW内部で使用する何かのリストを更新するものだと思われるが、よくわからないのでデフォルトを選択した。(Ubuntuのapt-get updateみたいなもの?

インストールモジュールの選択画面では、"MSYS Basic System"を追加でチェック。(よくわからないが念の為)

インストール完了後、環境変数を設定する。
これがMinttyの設定ファイルの場所になる。
今回はユーザー環境変数とした。(再ログインで有効になる
HOME = フォルダパス

次にMinGWの更新とMinttyインストールをする。
スタートメニューからMinGW→MinGW Shellを実行。

$ mingw-get update
$ mingw-get upgrade
$ mingw-get install msys-mintty
$ mingw-get install msys-openssh msys-openssl$ exit

なぜかコピペができなかったので頑張って手打。

Minttyの起動のためのショートカットを作成する。
C:\MinGW\msys\1.0\bin\mintty.exe /bin/bash --login -i


ショートカットからMinttyを起動する。
うちの環境だとUbuntu側がUTF8でそのままだと文字化けするので
画面を右クリック→Options→Text→Character setをUTF-8に変更。

sshでUbuntuに接続。
$ ssh -l ユーザー名 ホスト名



参考:
http://dogmap.jp/2011/11/15/mintty/


【送料無料】Google Chrome OS [ 小池良次 ]

【送料無料】Google Chrome OS [ 小池良次 ]
価格:2,520円(税込、送料別)

2012-07-31

dropboxの容量をボーナスで21.875gbまで増やす

Dropboxというファイル共有サービスがあります。
無料アカウントで容量2gbついてくるのですがこれは無料のままいくらか増やせます。

この記事では無料で容量を増やす方法をメモします。

容量を増やす(ボーナス記憶領域の取得)方法は3つ
・チュートリアル 250mb
・外部サービス連携 625mb
・招待 16gb
・カメラアップロード 3gb
以上でもとの2gbをあわせて計21.875gbまで増やせます。
※招待は以前は8gbでした
※カメラアップロードは以前は5gbでした


以降、招待とカメラアップロードについて。



招待

別のユーザーを招待すると1ユーザーあたり500mbのボーナスが追加されます。
これは32回まで追加され、計16gbまで追加できます。
単純に考えるとプロキシ通したりして一人でウハウハできそうな気がするのですが、
なかなか強めのユニーク認証があり、そう単純でもありません。
IP・MACアドレス・メールアドレスなどによって認証されています。

招待を一人でやる方法は以下の通り。
要点としてはMACアドレスを変更して認証をパスします。MACアドレスは通常変更ができないため、変更が簡単なVMを使用します。
メインアカウントの接続履歴を汚さないように、Windows側ではダミーアカウントにアクセスしない、(プロキシを通した)VM側ではメインアカウントにアクセスしない、などの注意を推奨します。

【準備】
Dropboxの招待リンクを取得する。
https://www.dropbox.com/referrals
・プロキシを準備する。
CyberSyndromeのSpeed Ranking辺りから探す
使えないものも多いので色々試す必要あり
・VMware Playerをインストールする。
・Ubuntu Desktopの仮想環境を使えるようにする。
http://www.ubuntulinux.jp/あたりからインストールイメージをダウンロードしてくるか、
ここから仮想環境をダウンロードかな?↓
https://solutionexchange.vmware.com/store/category_groups/19/search?utf8=%E2%9C%93&search[q]=Ubuntu+Desktop&search[logo_ready]=0


【手順】
1. フリーメール取得
SuperMailerなど
2. UbuntuVMのvmxファイルを開いてuuid.biosの末尾を変更する(+1するとわかりやすい)
VMではuuid.bios値がMACアドレスに関係する
3. UbuntuVM起動
4. Ubuntuブラウザ(FF)でDropbox招待リンクを開いてフリーメールでアカウントを作る
5. コンソール(アクセサリ→端末)からDropboxインストール
sudo apt-get install nautilus-dropbox -y
6. Dropboxクライアント起動
dropbox start -i
7. Dropboxクライアントに作成したアカウント情報を入力する
8. Windows側でメインアカウントの招待ステータスが完了になっていることを確認
9. コンソールからDropboxアンインストール
dropbox stop
rm -rf ~/.dropbox ~/Dropbox
sudo apt-get remove nautilus-dropbox -y
sudo apt-get remove dropbox -y
10. UbuntuブラウザからダミーのDropboxアカウントを削除する
11. Ubuntu終了
12. 1に戻る

※自分はメールアカウントは独自ドメインのメール転送機能を使ったためメール周りの手順未確認

ちなみにこのとき、招待相手のメールアドレスのドメインが.eduであれば、以前は通常の2倍のボーナスが得られました。現在はわかりませんが、知り合いに.eduのメールアドレスを持つ友人がいれば招待受けてもらうと良いかもしれません。

とりあえず手順を見ていただけるとわかるように、ひじょーーーーーーに面倒です。
一回一回の手順はそれほど時間を要さないのですが、これを32回繰り返す間に何度挫折しかけたかわかりません。できれば一日集中してちゃっちゃと終わらせることをおすすめします。



カメラアップロード

beta機能であるカメラアップロード機能を使えば、初回使用時に500mb、以降500mbアップロード毎にボーナスが500mb追加されます。これらで計3gbのボーナスが得られます。

カメラアップロード機能というのは、iPhoneやデジカメをWindowsに挿した時の自動再生時に発動する機能で、自動で画像動画データをDropboxにアップロードする機能です。
Windowsを前提に書いていますがもしかしたらLinuxでもできるかも。

【準備】
・デジカメかiPhoneなどの端末
・Windowsの自動再生が動作するようにする
※設定変更ツールなどで使用しない設定になっていたら戻す

【手順】
1. Dropboxのβ版をインストールする。
http://forums.dropbox.com/topic.php?id=64819&replies=84
もしかしたらもう通常ビルドにもカメラアップロード機能入っているかもしれない
2. 端末に画像動画ファイルを入れる。この時、DCIMフォルダ以下に入れないといけないかもしれない。
自分はDCIMフォルダ内のサブフォルダで動作確認
↓のサイトにダミーデータがあるので使うと楽
http://hitoriblog.com/?p=6423
3. エクスプローラからデバイスを右クリックして自動再生をクリックしDropboxを選択
Dropboxの画面が表示されるのでインポートを選択する
4. インポート完了後、Dropboxの管理フォルダには同期待ち(Refreshマークみたいなアイコンがついた状態)のファイルがあるので削除する
そのままアップロードを待ってもいいけど削除してしまっても完了とみなされる
もしアップロードが完了していたらチェックマークがつく
5. アカウントのボーナス記憶領域画面などで容量が追加されたことを確認する。
初回使用時の500mbと以降の500mbは合算されて3GBと表示されます。

Dropboxのアカウント登録はこちら



(2012/7/31追記)
外部サービス連携による625mbを追加



【送料無料】Dropboxハンドブック [ 田口和裕 ]
【送料無料】Dropboxハンドブック [ 田口和裕 ]
価格:1,260円(税込、送料別)



2012-03-03

Netwalkerのバックアップ

参考:http://webos-goodies.jp/archives/system_wide_backup_tool_for_netwalker.html

バックアップ概要
・ホットバックアップではなくシステムを止めてからのバックアップ
・リカバリディスクのLinuxを起動してバックアップ
・カーネル用のデバイス (/dev/ubi3) をバイトイメージとして保存。
・ルートファイルシステム (/dev/ubi4) の内容を rsync によりファイル単位で保存

準備
・microsdカード(8gb以上)

※これとは別にリカバリディスク(microsdカード)も用意しておく必要がある

8gbのmicrosdカードを用意する
まずはリカバリディスクを作る
なぜかリカバリツールが動作しなかったが次の手順で動作した
recovery.shをDesktopに置いて
コンソ\ールにて
# sudo su
# cd /home/****/Desktop
# ./recovery.sh &
完了をしばらく待つ
# exit

SDカードを確実にマウントするために
GUIのメニューから場所→ XGBのメディアをクリック

続いてコンソ\ールにて
# cd /media/disk
でリカバリディスクが認識されていることを確認する

再インストールスクリプトを削除
# sudo rm /media/disk/etc/rc2.d/S01upfirm
# sudo rm /media/disk/os.tar.bz2

起動時に自動マウントするスクリプトを作成する
# sudo touch /media/disk/etc/rc2.d/S01mountroot
# sudo vim /media/disk/etc/rc2.d/S01mountroot

#!/bin/sh
/usr/local/bin/ubiattach /dev/ubi_ctrl -m 4
/bin/mount -t ubifs ubi0 /mnt/root

# sudo chmod 755 /media/disk/etc/rc2.d/S01mountroot
# sudo mkdir /media/disk/mnt/root

バックアップ、リストアのスクリプトを作成する
# sudo touch /media/disk/usr/local/bin/backup.sh


#!/bin/bash

if [ -z $1 ]; then
echo \"usage: backup.sh dir\"
exit 1
fi

if ! [ -d $1 ]; then
echo \"$BACKUP_DIR is not exist or not a directory.\"
exit 2
fi

SRC_DIR=/mnt/root
BACKUP_DIR=`dirname $1/a`
KERNEL_DEV=/dev/mtd3
KERNEL_IMG=$BACKUP_DIR/kernel.bin
RSYNC_CMD=rsync
RSYNC_OPTS=\"-aAX --delete --force --numeric-ids --progress\"

nanddump -o -b $KERNEL_DEV -f $KERNEL_IMG
$RSYNC_CMD $RSYNC_OPTS $SRC_DIR $BACKUP_DIR


# sudo touch /media/disk/usr/local/bin/restore.sh


#!/bin/bash

if [ -z $1 ]; then
echo \"usage: backup.sh dir\"
exit 1
fi

if ! [ -d $1 ]; then
echo \"$BACKUP_DIR is not exist or not a directory.\"
exit 2
fi

SRC_DIR=/mnt/root
BACKUP_DIR=`dirname $1/a`
KERNEL_DEV=/dev/mtd3
KERNEL_IMG=$BACKUP_DIR/kernel.bin
RSYNC_CMD=rsync
RSYNC_OPTS=\"-aAX --delete --force --numeric-ids --progress\"

$RSYNC_CMD $RSYNC_OPTS $BACKUP_DIR/root/ $SRC_DIR

flash_eraseall $KERNEL_DEV
nandwrite -p $KERNEL_DEV $KERNEL_IMG
nandverify -o -b $KERNEL_DEV -f $KERNEL_IMG


# sudo chmod 755 /media/disk/usr/local/bin/backup.sh
# sudo chmod 755 /media/disk/usr/local/bin/restore.sh
# sudo mkdir /media/disk/backup
# sudo cp /usr/bin/rsync /media/disk/usr/local/bin

構\築作業は以上で完了


バックアップする手順

Netwalkerをシャットダウン
# sudo shutdown -h now

SDカードからLinuxを起動する
マウス左右のボタンを押しながら電源ボタンを長押し
SHARPロゴが出たら電源ボタンを離す
\"Ubuntu jaunty (development branche) qemu-arm tty1\"
と表\示されたら成功

rootでログイン、パスワードは不要
qemu-arm login:root

バックアップを実行する
# backup.sh /backup

1時間くらいかかった
二回目以降は差分のみとなり速いらしい

終了
# shutdown -h now

今後リストアする際は同様にLinuxを立ち上げてから

# restore.sh /backup

ルートファイルシステムに大きなダメージがあるとリストアできないことがあるらしく。その場合は事前に再インストールしてからリストアを実行するそうです。

素晴らしいスクリプトに感謝!



2012-01-26

tsをmp4に変換する(pt2編)

以前、ts->mp4をwindowsで変換する方法を紹介しましたが、
今回はそれをUbuntuで、しかもpt2で録画したあとそのまま変換する方法です。

例によってpt2絡みはシミュレーションにつき、間違いがあったらすみません。
ffmpegの使い方は大丈夫だと思いますが。


変換の流れはこうです。

1. do-record.sh(epgrec)によってpt2が録画を行う
2. do-record.shがそのままffmpegで録画ファイルを変換する

1.で一旦tsファイルが作成されるので、リアルタイムにmp4に変換できるわけではありません。
今回は圧縮率をあまり考慮せず、とにかくそのままmp4へ変換することを主眼においたのですが、ウチの環境で30分番組が変換に2時間以上ってところでしょうか。

録画と変換が同時に走るとあまりよくないかなと思い、時間はあまりかけない方針です。
高性能なマシンであればもっと画質を上げ、圧縮率もあげられると思います。

参考:

ffmpegをインストール
mp4変換にはffmpegを使います。
これについてはmediatombで書いた記事を参照
http://xelalko.blogspot.com/2011/08/ubuntudlna3.html

ffmpegの設定ファイルを作成
ts->m4の変換に使う設定ファイルを作成します。
もともといくつか用意されてあり、それらが
/usr/share/ffmpeg/* に格納されています。
今回は「時間優先」「サイズは30分1G未満であればとりあえず」ということで
一番画質が悪くて速そうなlibx264-fastfirstpass.ffpresetを使います。
※ libx264-lossless_fast.ffpreset も速そうな感じだからまた試そう

高画質なものならhqや下記サイトを参考
http://d.hatena.ne.jp/munepi/20091227/1261941397


カスタマイズする場合は下記サイトなど、色々検索しないと情報見つからない・・・
http://mobilehackerz.jp/archive/wiki/index.php?%BA%C7%BF%B7ffmpeg%2F%A5%D3%A5%C7%A5%AA%A5%AA%A5%D7%A5%B7%A5%E7%A5%F3
http://mobilehackerz.jp/archive/wiki/index.php?%BA%C7%BF%B7ffmpeg%2F%B9%E2%C5%D9%A4%CA%A5%AA%A5%D7%A5%B7%A5%E7%A5%F3

ts->mp4スクリプトを作成
ffmpegを呼び出して変換を行うスクリプトを作成します。
変換には引数が多いのでほぼ必須。
$ sudo touch /usr/local/bin/ts2mp4.sh
$ sudo vim /usr/local/bin/ts2mp4.sh
$ sudo chmod 755 /usr/local/bin/ts2mp4.sh
中身は次のとおりにする
#!/bin/bash

TS=$1 
FFPRESET=/usr/share/ffmpeg/libx264-fastfirstpass.ffpreset
#FFPRESET=/usr/share/ffmpeg/libx264-hq.ffpreset
#FFPRESET=/usr/share/ffmpeg/libx264-hq-ts.ffpreset
#FFPRESET=/usr/share/ffmpeg/libx264-lossless_fast.ffpreset

#RESIZE=1440x1080
#RESIZE=960x540
#RESIZE=720x480
RESIZE=512x288
ASPECT=16:9
#ASPECT=3:2

FILEDIR=${TS%/*}
FILENAME=${TS##*/}
FILENAMEBODY=${FILENAME%.*}
FILENAMEEXTENTION=${FILENAME##*.}

#BASE=$(basename ${TS} .ts)
#[ "${FILENAMEBODY}.ts" = "${FILENAME}" ] || exit 1

#CPU_CORES=0
CPU_CORES=$(/usr/bin/getconf _NPROCESSORS_ONLN)

X264_HIGH_HDTV="-f mp4 -vcodec libx264 \
    -vpre ${FFPRESET} -flags +ilme+ildct -top -1 \
    -r 30000/1001 -aspect ${ASPECT} -s ${RESIZE} -bufsize 20000k -maxrate 25000k \
    -acodec libfaac -ac 2 -ar 48000 -ab 128k -threads ${CPU_CORES} \
    -cqp 25 -vsync 1"

ffmpeg -y -i $TS ${X264_HIGH_HDTV} ${FILEDIR}/${FILENAMEBODY}.mp4

exit
あんまりよくわかってないのですが、とりあえずこれで使えています。
bashスクリプトのチェック
$ /bin/bash -n ts2mp4.sh
場合によってはUTF8にしたらエラーがなくなったケースもあります

試しに変換してみる
$ ts4mp4.sh ~/test.ts
これで~/test.mp4ができているはず。ちゃんと再生できるかも要チェック。

ffmpeg引数の-sと-aspectについては
http://aquaspread.g.ribbon.to/index.phpの映像サイズ(アスペクト比)という欄の数値を入れればよさそう?
とりあえずKindle Fireでうまく表示できる設定で示します。
Kindle FIreとGOM Playerが同じみたい。
VLCは違うっぽい?VLCの時だけ手動でアスペクト比を調整して下さい。


do-record.shを複数録画モード対応にする
do-record.shをカスタマイズし、通常のTS録画以外に圧縮録画モードを追加します。
今回は更に圧縮&録画フォルダ変更モードも追加します。
※録画一覧からの録画ファイル削除には恐らく対応しません

$ sudo vim /var/www/epgrec/do-record.sh
中身を次のようにする

#!/bin/bash
# $ OUTPUT=test.ts CHANNEL=22 DURATION=30 TUNER=0 MODE=0 TYPE=GR /var/www/epgrec/do-record.sh
# define tools
RECORDER=/usr/local/bin/recpt1
B25=/usr/local/bin/b25
TS2MP4=/usr/local/bin/ts2mp4.sh
# echo arguments
echo "CHANNEL : $CHANNEL"
echo "DURATION: $DURATION"
echo "OUTPUT  : $OUTPUT"
echo "TUNER : $TUNER"
echo "TYPE : $TYPE"
echo "MODE : $MODE"
# check path
RECDIR=${OUTPUT%/*}
RECNAME=${OUTPUT##*/}
RECNAMEB=${RECNAME%.*}
RECNAMEE=${RECNAME##*.}
# fix directory
if [ "${RECDIR}" = "${RECNAME}" ]; then
    RECDIR=`pwd`
    OUTPUT=${RECDIR}/${RECNAME}
fi
# set recording directory of each mode
OUTPUTDIR0=${RECDIR}
OUTPUTDIR1=${RECDIR}
OUTPUTDIR2=/var/www/epgrec/video/mode2
#    case ${TYPE} in
#        BS)
#        ;;
#        GR)
#        ;;
#    esac
## do-record [output]
do-record ()
{
    local output=$1
    $RECORDER --b25 --strip $CHANNEL $DURATION --sid hd "${output}" >/dev/null 2>&1
    return 0
}
## move-file [beforepath] [afterpath]
move-file ()
{
    local beforepath=$1
    local afterpath=$2
    mv "${beforepath}" "${afterpath}"
    echo "${afterpath}"
    return 0
}
## conv-mp4 [ts2path]
conv-mp4(){
    local ts2=$1
    local ts2path=${ts2%/*}
    local ts2name=${ts2##*/}
    local ts2nameb=${ts2name%.*}
    local mp4="${ts2path}/${ts2nameb}.mp4"
    "${TS2MP4}" "${ts2}" >/dev/null 2>&1
#    if [ -s "${mp4}" ]; then
#        rm "${ts2}"
#    else
#        # failed to convert mp4
#    fi
    echo "${mp4}"
    return 0
}
## main
case ${MODE} in
    0)
        $RECORDER --b25 --strip $CHANNEL $DURATION "${OUTPUT}" >/dev/null 2>&1
    ;;
    1)
        do-record "${OUTPUT}"
    ;;
    2)
        do-record "${OUTPUT}"
#        OUTPUT=`move-file "${OUTPUT}" "${OUTPUTDIR1}/${RECNAME}"`
        OUTPUT="${OUTPUTDIR1}/${RECNAME}"
        OUTPUT=`conv-mp4 "${OUTPUT}"`
        ;;
    3)
        do-record "${OUTPUT}"
        OUTPUT=`move-file "${OUTPUT}" "${OUTPUTDIR2}/${RECNAME}"`
        OUTPUT=`conv-mp4 "${OUTPUT}"`
        ;;
esac

MODE=0は今まで通りTS録画(epgrecとして必須)、MODE=1はHDのみ録画、MODE=2はmp4録画、MODE=3はディレクトリ移動した上でmp4録画。
mp4録画モードは変換後にtsを消してもいいけど、今回は残してある。
※ffmpegは本当に毎回変換できるのか心配・・・

試しに動作させてみる

$ mkdir /var/www/epgrec/video/mode2
※パーミッションはvideoと同じにする
$ OUTPUT=test_0.ts CHANNEL=22 DURATION=5 TUNER=0 MODE=0 TYPE=GR /var/www/epgrec/do-record.sh
$ OUTPUT=test_1.ts CHANNEL=22 DURATION=5 TUNER=0 MODE=1 TYPE=GR /var/www/epgrec/do-record.sh
$ OUTPUT=test_2.ts CHANNEL=22 DURATION=5 TUNER=0 MODE=2 TYPE=GR /var/www/epgrec/do-record.sh
$ OUTPUT=test_2.ts CHANNEL=22 DURATION=5 TUNER=0 MODE=3 TYPE=GR /var/www/epgrec/do-record.sh

これで3つのtsと2つのmp4が作成されるはず。


epgrecのモードを増やす
$ sudo vim /var/www/epgrec/config.php
$RECORD_MODE = array(
というところを次のようにする

$RECORD_MODE = array(
        // ※ 0は必須で、変更不可です。
0 => array(
        'name' => 'Full TS',
        'suffix' => '.ts',
),
1 => array(
        'name' => 'hd only',
        'suffix' => '.ts',
),
2 => array(
        'name' => 'mode 2',
        'suffix' => '.ts',
),
3 => array(
        'name' => 'mode 3',
        'suffix' => '.ts',
),
);

念の為apache再起動
$ sudo /etc/init.d/apache2 restart

以上で設定完了。
epgrecで選択できるモードが増え、mp4変換ができるようになっているはず。
うまくいかない場合はパーミッションの問題が多いかも。
shの最初を
#!/bin/bash -x
にしてデバッグモードにしてみたり、 >>を使ってログを吐いたりしてみて確認しましょう。


ちなみにいくつかのffpresetをtsファイルを用意して試してみました。
hq-tsは先に紹介したサイトのffpresetです。

元データ 約30分のアニメ.ts 2.72G

解像度720x480
fastpass 変換時間2:30 変換後455M
hq 変換時間4:00 変換後364M
hq-ts 変換時間3:40 変換後282M


解像度512x288
fastpass 変換時間2:10 変換後261M
hq 変換時間2:40 変換後215M
hq-ts 変換時間2:30 変換後165M


画質についてははっきり言って誤差の範囲でした。
サイズでいうと時間15%増しで40%くらい下がるみたいだから場合によってはいいかも。
とりあえずはfastpassでhq-tsも視野にってかんじで。

問題は、mp4変換中に他番組の録画が来たら負荷がすごそうだということ。場合によっては3,4番組のmp4変換が重なるかも。他の人だと順に処理するような仕組み作ってる人もいるので、後日取り入れてみるかな・・・。

(2012/1/29追記)
do-record.shやconfig.phpについて、mode=0でsidフラグを指定してはいけないらしいので修正。
番組情報が取得できなくなっていた。。。

2012-01-21

Western Digital WD20EARSRのInteliPart問題対応


最近知ったけど、今使っているWestern Digital WD20EARSRには
InteliPartという独自機能があって、これは8秒間ディスクアクセスがなかったときに
ヘッダを自動退避させる省電力機能らしい。
実態はよくわかっていないが、一般に省電力機能はHDDにダメージがある。

参考:


まずは現状を把握してみる
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install smartmontools
$ sudo smartctl -a /dev/sda | grep Load_Cycle_Count

193 Load_Cycle_Count        0x0032   001   001   000    Old_age   Always       -       1031338
この一番右の数値がヘッダの退避回数らしい
このマシンを組んだのがだいたい2010/8/29くらいで、今が2012/1/21。
だいたい1.5年だとして365*1.5=548日、1031338/548で、一日1882回くらいヘッダ退避していることに・・・w

このInteliParkの設定を変更できるツールがWestern Digitalで公開されている。
wdidle3.exeをダウンロードする。
※自己責任で、しかも動作が不安定らしいので要注意

メーカーではもう公開されていないという情報もあり
一応別会社の公開ページも載せておく
※非メーカーサイトなのでより自己責任で

現在WDで公開中が1.05で、後者が1.03だった。

wdidle3は接続されているHDD全てに設定を施すらしい。
設定しないHDDがUbuntu側にあれば外しておいた方がいいかも。
※対応したHDD以外は適用外だったと思うので多分大丈夫だが

次にこのwdidle3.exeをUbuntuに載せているマシンで実行するため
FreeDOSをダウンロードする。
で、このFreeDOSをUSBメモリに入れるためにUNetbootinをWindows上でダウンロードする。
→今回の手順だとUSBメモリが必要

UNetbootin
※Linux用もある

UNetbootinを起動する
ディストリビューションを選択する: FreeDOS 1.0
タイプ: USBドライブ
ドライブ:※USBドライブのドライブ
そしてOK→終了 ※再起動はダメ

このUSBにwdidle3.exeを入れ、Ubuntuマシンに挿してUbuntu再起動
$ sudo shutdown -r now
※USB起動するようにBIOSメニューやブートメニューで調整すること

UNetbooinメニューが表示されるのでDefaultを選択。
次にFreeDOSメニューが表示されるので3. FreeDOS Live CD with HIMEM + EMM386 を選択。
A:/>と表示されたらFreeDOS起動。

USBメモリに入れたwdidle3.exeはBドライブに入っているので
> B:
※英語キーボードになっていた、この場合はshift+;で:になる

まずは現状確認
> wdidle3.exe /r
※フォルダ移動などでチルダが必要な場合はshift+半角
今回は2台のHDDが接続してあり
Model: WDC WD20EARS-00MVWB0
Serial: WD-WMA・・・
Idle3 Time is enabled and set to 8.000 seconds.
という表記が2台分ありました。

次にInteliParkを解除する
> wdidle3.exe /d
Model:・・・
Serial:・・・
Idle3 Time is disabled.
という表記が2台分表示された。

最後に現状確認
> wdidle3.exe /r
Model:・・・
Serial:・・・
Idle3 Time is disabled.
という表記が2台分表示された。
これで良さそう。
USBドライブを抜いて電源ボタンで強制終了→再起動。
※再起動コマンドがわからなかった

Ubuntuに戻り、先ほどのsmartctlコマンドを実行し退避回数を確認。
しばらくしてから再実行して増えないことを確認する。

pt2ドライバのバージョンアップ

(20120808追記)
最新版インストール方法を更新しました
こちら→12.04でpt2再インストール(httpサーバー版に変更)

以前pt2を紹介した時、どうやらかなり古いドライバをインストールする手順だったようです。
バージョンアップする場合の手順をまとめてみました。

参考:
http://baalzephon.dyndns.org/tech/index.php?Linux%2F%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E9%96%A2%E9%80%A3%2FPT2
http://d.hatena.ne.jp/sona-zip/20110201/p1
http://linux900.blog.fc2.com/blog-entry-32.html

pt2ドライバはもともと改造版(pt1.oyama)というものがあったようですが、
たぶん今は正式側に統合されている・・・?
更に、以前はOoops問題やKernel2.6.36対応がパッチとして公開されていたようですが、
それも統合されている・・・?
というわけで、今回も正式版をターゲットに手順を。

※あくまで想定手順でうまくいかないかもしれないので注意

すでにインストール済みのものを削除
$ rmmod /lib/modules/`uname -r`/kernel/drivers/video/pt1_drv.ko

Ubuntu10.10以降へ上げている場合は(?)
そのままだとchardev版ではなくdvb版のドライバがロードされてしまうらしい
$ sudo vim /etc/modprobe.d/blacklist.conf
最後の行に
blacklist earth-pt1
を追記すればDVB版ドライバはロードされなくなるらしい


最新版ダウンロード
pt1とrecpt1のソースをダウンロードしてくる
$ cd
$ hg clone http://hg.honeyplanet.jp/pt1/ PT2

pt1の導入
$ cd ~/PT2/driver
$ make
$ sudo make install

ドライバロード
$ sudo modprobe pt1_drv

※もしかしたら再起動した方がいいかも?

recpt1の導入
$ cd ~/PT2/recpt1
$ sh autogen.sh
$ ./configure --enable-b25
$ make
$ sudo make install

動作確認
$ recpt1 --b25 --strip --device /dev/pt1video2 25 30 ~/pt2/ch25.ts

さらに、メインの放送だけを録画する新機能の確認
$ recpt1 --b25 --strip --device /dev/pt1video2 --sid hd 25 30 ~/pt2/ch25.ts

※これでワンセグデータ等を除去できるらしい

あとは/epgrec/do-record.shでrecpt1の呼び出し部分に --sid hd を記入すれば、
普段の録画でも新機能が使えるはず。






2重シールド5C同軸ケーブル S5CFB(C)BK
2重シールド5C同軸ケーブル S5CFB(C)BK
価格:105円(税込、送料別)

2012-01-08

UbuntuファイルサーバーのRAIDにエラーが・・・

ある日メールがきました

タイトル
Fail event on /dev/md0:XXXX

本文

This is an automatically generated mail message from mdadm
running on XXXX

A Fail event had been detected on md device /dev/md0.

It could be related to component device /dev/sdb4.

Faithfully yours, etc.

P.S. The /proc/mdstat file currently contains the following:

Personalities : [linear] [multipath] [raid0] [raid1] [raid6] [raid5] [raid4] [raid10] 
md0 : active raid1 sdb4[2](F) sda4[0]
      1926248384 blocks [2/1] [U_]
      
unused devices: <none>
どういうことだってばよ・・・
状況を確認してみました 
$ sudo mdadm --detail /dev/md0
/dev/md0:
        Version : 00.90
  Creation Time : Sat Aug 28 15:36:43 2010
     Raid Level : raid1
     Array Size : 1926248384 (1837.01 GiB 1972.48 GB)
  Used Dev Size : 1926248384 (1837.01 GiB 1972.48 GB)
   Raid Devices : 2
  Total Devices : 2
Preferred Minor : 0
    Persistence : Superblock is persistent

    Update Time : Sun Jan  8 20:51:23 2012
          State : clean, degraded
 Active Devices : 1
Working Devices : 1
 Failed Devices : 1
  Spare Devices : 0

           UUID : ce836218:f86924b6:5c2ef4e7:4e679ae8 (local to host XXXX)
         Events : 0.13614

    Number   Major   Minor   RaidDevice State
       0       8        4        0      active sync   /dev/sda4
       1       0        0        1      removed

       2       8       20        -      faulty spare   /dev/sdb4

どうやらsbd4の方がダメなようです。
次の休みに調べてみるかなぁ。
どうすればいいんだろう。raidを解除してフォーマットしてみる・・・?

(20120117追記)
マシン再起動したら直ったようで・・・
$ sudo mdadm --detail /dev/md0
/dev/md0:
        Version : 00.90
  Creation Time : Sat Aug 28 15:36:43 2010
     Raid Level : raid1
     Array Size : 1926248384 (1837.01 GiB 1972.48 GB)
  Used Dev Size : 1926248384 (1837.01 GiB 1972.48 GB)
   Raid Devices : 2
  Total Devices : 2
Preferred Minor : 0
    Persistence : Superblock is persistent

    Update Time : Tue Jan 17 17:14:15 2012
          State : clean, degraded, recovering
 Active Devices : 1
Working Devices : 2
 Failed Devices : 0
  Spare Devices : 1

 Rebuild Status : 7% complete

           UUID : ce836218:f86924b6:5c2ef4e7:4e679ae8 (local to host XXXX)
         Events : 0.36952

    Number   Major   Minor   RaidDevice State
       0       8        4        0      active sync   /dev/sda4
       2       8       20        1      spare rebuilding   /dev/sdb4

2011-10-15

Netwalkerセットアップ(5/5)

最後にボツになった案などをメモ。

●ランチャー
netwalker標準のランチャーをやめてcairo-dockという
MacOSX風のランチャーを入れてみる。

$ sudo aptitude install cairo-dock
→入ったがテーマの変更をしようとするとテーマ一覧がバグった。
最新版もjauntyじゃ手に入らないし諦め。


●TOMBOY
リンクが使えるメモツールらしい
Synaptecからtomboyをインストールする
→起動しない


●BasKet Note Pads
様々な用途に使えるらしい
Synaptecからbasketをインストールする
→日本語の改行がうまくできなかった

最新版を野良ビルドも可能だが、画像がうまく表示されなかったり、
ダイアログサイズが解像度を超えていたりして使えなかった。


●TweetDeck
Twitter用クライアント
→Twitterは今はいいかなぁ


●Firefox/Thunderbirdを最初から最新版入れる
Firefox,Thunderbird最新版のインストールスクリプト
→今回は別々に入れたので不要だった

Firefox
http://dl.dropbox.com/u/34541889/tools/install-firefox.zip
インストール方法
$ unzip install-firefox.zip
$ cd install-firefox
$ ./install-firefox.sh

Thunderbird
http://dl.dropbox.com/u/34541889/tools/install-thunderbird.zip
インストール方法
$ unzip install-thunderbird.zip
$ cd install-thunderbird
$ ./install-thunderbird.sh


●あとでチェックするもの
電子書籍ビューワ:XJP2
電子書籍:青空文庫
ゲーム:ピクロス、マインスイーパクローン
http://d.hatena.ne.jp/kakurasan/20100405/p1

デスクトップにショートカットを作る:
https://sharp-usersnet.jp/pcstudio/disp.asp?cno=8&tbno=0&dno=6

お絵描き:gimp、inkscape
表計算:Gnumeric
ワープロ:abiword

ソースからdebパッケージの作成:
http://note.7cubed.jp/ubuntu/379/

パフォーマンス改善:
http://library.gnome.org/admin/system-admin-guide/stable/performance-8.html.ja

バックアップ:
http://webos-goodies.jp/archives/system_wide_backup_tool_for_netwalker.html

TIPS:
http://webos-goodies.jp/archives/introduction_of_netwalker.html

Firefoxに履歴ボタンを付ける
userChrome.cssに追記
/* 検索バーの右側に履歴を出すボタンを表\示 */
#searchbar .autocomplete-history-dropmarker {
display: -moz-box !important;
-moz-binding: url(\"chrome://global/content/bindings/autocomplete.xml#history-dropmarker\");
}
http://mozilla-remix.seesaa.net/article/111361523.html


●メモ
最初の頃にSynapticを起動すると毎回固まるようになった
$ ps ax | grep synaptic
で見つかるgksuのプロセスをkillすると動くが・・・
試しにaptのlockファイルを削除してみると治った・・・
$ sudo rm /var/cache/apt/archives/lock

以上でNetwalkerのセットアップについての記事を終えます。



Netwalkerセットアップ(4/5)

長いセットアップですが今回がようやくメイン。
電子辞書周りです。


●電子辞書ビューワ
電子辞書ビューワをインストールします。
netwalker用の辞書ソフトもありますが
たぶん専用SDカード刺さないと使えなくて使いづらいです。
自分で辞書を購入すれば、自分のSDカードに他データと一緒に入れられます。
で、netwalkerでよく使われているらしい辞書形式がEPWINGという形式。
一般的な形式で、市販のデジタル辞書はたいていこの形式でも売られているようです。
このEPWING形式を再生するのに使われるソフトがEBViewというソフト。
普通にインストールするとv3.6が入り、2gbの制限があるそうです。
v3.6.2をインストールすればその制限を突破できます。
今回はv3.6.2をビルドしてみます。

$ sudo aptitude install build-essential automake autoconf dh-make fakeroot debhelper dpkg-dev

まずlibebのビルド&インストール
$ sudo aptitude install zlib1g-dev help2man nkf

ソースを手に入れる
$ mkdir ~/eb
$ cd ~/eb
$ wget http://archive.ubuntu.com/ubuntu/pool/universe/e/eb/eb_4.4.1-1.dsc
$ wget http://archive.ubuntu.com/ubuntu/pool/universe/e/eb/eb_4.4.1.orig.tar.gz
$ wget http://archive.ubuntu.com/ubuntu/pool/universe/e/eb/eb_4.4.1-1.diff.gz
$ dpkg-source -x eb_4.4.1-1.dsc
※「署名を検査できません」のエラーは問題なし

ビルド
$ cd eb-4.4.1
$ dpkg-buildpackage -rfakeroot
※dpkg-checkbuilddeps: Unmet build dependencies: などと出るようであれば
パッケージが不足しているので指示されたものをインストールする

再度ビルド
$ dpkg-buildpackage -rfakeroot
$ sudo aptitude remove libeb12 ebview
$ cd ..
$ sudo dpkg -i libeb13_4.4.1-1_armel.deb libeb13-dev_4.4.1-1_armel.deb

インストール
$ sudo aptitude install cdbs quilt libgtk2.0-dev

次にebviewのインストール
ソースを手に入れる
$ wget http://archive.ubuntu.com/ubuntu/pool/universe/e/ebview/ebview_0.3.6.2-1ubuntu1.dsc
$ wget http://archive.ubuntu.com/ubuntu/pool/universe/e/ebview/ebview_0.3.6.2.orig.tar.gz
$ wget http://archive.ubuntu.com/ubuntu/pool/universe/e/ebview/ebview_0.3.6.2-1ubuntu1.diff.gz
$ dpkg-source -x ebview_0.3.6.2-1ubuntu1.dsc
※「署名を検査できません」のエラーは問題なし

ビルド
$ cd ebview-0.3.6.2
$ dpkg-buildpackage -rfakeroot
※dpkg-checkbuilddeps: Unmet build dependencies: などと出るようであれば
パッケージが不足しているので指示されたものをインストールする

再度ビルド
$ dpkg-buildpackage -rfakeroot
$ cd ..

インストール
$ sudo dpkg -i ebview_0.3.6.2-1ubuntu1_armel.deb

最後に不要なものをUninstall
$ sudo aptitude purge zlib1g-dev help2man nkf cdbs quilt libgtk2.0-dev
※build-essential automake autoconf dh-make fakeroot debhelper dpkg-dev
は今後も使う可能性があるので残しておく

これでアプリケーション→アクセサリから起動できるようになる。

ebviewの設定をする。
外部プログラムを変更する
ツール→オプション→外部プログラム
音声再生プログラム:totem %f
動画再生プログラム:totem %f     ※動作未確認
Webブラウザの起動コマンド:firefox %f     ※動作未確認
ファイルを開くデフォルトのコマンド:leafpad +%l %f     ※動作未確認

音声再生プログラムはaplayやaudaciousでもいいけど
aplayは途中停止ができない?audaciousは多重起動してしまうなど問題がある

辞書を入れる場所を作成する
今回は/mnt/data/epwingとする
$ sudo mkdir /mnt/data/epwing
$ sudo chown ユーザー:ユーザー /mnt/data/epwing

参考:
http://d.hatena.ne.jp/prima_coda/20100708/1278598848
http://hishida.s271.xrea.com/manual/EBPocket/EBShrink.html


●辞書(和英・英和)
とりあえずフリーの和英・英和辞書を入れてみます。

和英・EDICT

http://openlab.ring.gr.jp/edict/fpw/#edict
から
edict-fpw1.2.1.zipをダウンロードする
※/mnt/data/epwingに

$ unzip edict-fpw1.2.1.zip

アプリケーション→アクセサリ→EBView
ツール→オプション
辞書検索→辞書グループ

グループ名:和英英和辞典
として追加ボタン

次に
パス:/mnt/data/epwing
としてディスクを検索ボタン

Disk Search Resultというグループができてその下にEDICTがある
EDICTをクリックして上へ・下へボタンで先程作ったグループ下に移動させる


英和・GENE95

まずはfreepwingをビルドする
http://www.sra.co.jp/people/m-kasahr/freepwing/
からSourcecodeをダウンロードする
$ wget ftp://ftp.sra.co.jp/pub/misc/freepwing/freepwing-1.6.1.tar.bz2
$ tar -xjf freepwing-1.6.1.tar.bz2
$ cd freepwing-1.6.1
$ ./configure
$ make
$ sudo make install

次にgene95オリジナルとそれをepwing化するスクリプトを使う
http://www.namazu.org/~tsuchiya/sdic/data/gene.html
から
gene95.tar.gz

http://openlab.ring.gr.jp/edict/fpw/#gene95
から
gene95-fpw1.1.2-src.tar.gzをダウンロードする

さらに
ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/IIJ/dist/utashiro/perl/
から
jcode.pl-2.13
をjcode.plとしてダウンロードする
※/mnt/sd/workに

変換エンジンをインストールする
$ cd /mnt/sd/work
$ tar -xzf gene95-fpw1.1.2-src.tar.gz
$ tar -xzf gene95.tar.gz -C gene95-fpw1.1.2
$ sudo aptitude install epwutil

変換スクリプトを使う
$ cd gene95-fp1.1.2
$ fpwmake
※遅いので普段使いのPCにVMWare入れてやったほうが速いかも
$ fpwmake catalogs
$ fpwmake package
→gene95-fpw1.1.2.zipが作成される
$ cp gene95-fpw1.1.2.zip /mnt/data/epwing/.
$ cd /mnt/data/epwing
$ unzip gene95-fpw1.1.2.zip
$ rm gene95-fpw1.1.2.zip

以上で変換完了。
EBViewの和英英和辞典グループに追加する。


●辞書(wikipedia-ja)
wikipedia-jaのepwing変換済みが圧縮込みで公開されています。
それをインストールします。感謝!

.exeで圧縮されているためWindowsでダウンロードします。
http://sites.google.com/site/boookends/
からWikipedia(ja)0921Liteをダウンロードする(1.97GiB)
.exeを実行して解凍
中のepwingというフォルダをWikip_simple0606に変更する
名前変更したWikip_simple0606をNetwalkerの/mnt/data/epwingにコピーする。

EBViewの百科事典グループに追加する。

ちなみにLiteと通常版の違いは、図の数らしいです。
EBViewはなぜかWikipediaの画像等が再生できないので
Lite版でよいです。

参考:
http://bamboo-hill.air-nifty.com/diary/2010/01/wikipediaepwi-2.html


●辞書(wikipedia-enのベーシック英語版)
Windowsで
http://sites.google.com/site/boookends/en
からWikipedia(simple)0606をダウンロードする(322MiB)
.exeを実行して解凍
中のepwingというフォルダをWikip_simple0606に変更する
名前変更したWikip_simple0606をNetwalkerの/mnt/data/epwingにコピーする

EBViewの百科事典グループに追加する


●辞書(Uncyclopedia)
http://www.border.jp/saba/trunk2/
からUNCYC110822_ja.zipをダウンロードする

※/mnt/sd/work/に入れたとする
$ cd /mnt/sd/work
$ unzip UNCYC110822_ja.zip
解凍されたUNCYCフォルダを/mnt/data/epwingにコピーする


●辞書(その他)
他に入れてみたよさそうな辞書を紹介

口語訳聖書
http://www31.ocn.ne.jp/~h_ishida/jbible.html

PDD百科事典
http://www.vector.co.jp/soft/dl/data/writing/se312764.html

惡魔の辭典
http://openlab.ring.gr.jp/edict/fpw/#devil

ロジェーのシソーラス(類義語辞典)
http://openlab.ring.gr.jp/edict/fpw/#roget


●辞書圧縮
EBShrink
http://www31.ocn.ne.jp/~h_ishida/EBPocket.html#download_win
これでepwing形式のファイルを圧縮できる。
圧縮するとサイズが半分位になる代わりに少しアクセスが遅くなる。
上記で紹介したものは一部を除いて未圧縮のため圧縮するのもいいと思われる。

オススメ設定
・zip Level => 3
・Speed up index access => チェックON
・Keep original file => チェックOFF

一緒についてくるEBWinはepwing辞書ビューワ
確認に使える


これでNetwalkerの一通りのセットアップ完了。
外出中のお供にします。

続く

Netwalkerセットアップ(3/5)

●Wicd
標準のネットワークマネージャよりも使いやすいらしいものに変更する。
Synaptecでwicdをインストールする。
その後、wicdを使ってネットワーク接続をやり直す。


●Windows共有フォルダアクセス
Netwalkerからwindowsの共有フォルダへアクセスする。
結論から言うとGUIから操作はできるが、マウントはNetwalker標準ではできない。
NetwalkerのUbuntuにはcifsというモジュールが無いらしく、
自分でarm用にビルドしてやる必要がありそう。(野良ビルドしてくれてる人もいるけど)
とりあえずGUIから操作できれば問題ないので今回は諦め。

まずはWindowsネットワークを参照するためにsmbclientを入れる
$ sudo aptitude install smbclient libsmbclient samba-common
※最初から入っているはず

workgroupを変更する
$ sudo gedit /etc/samba/smb.conf
workgroup = の WORKGROUP をWindowsにあわせて変更する。

[global]
workgroup = WORKGROUP

これで場所→ネットワークにLANのコンピュータが表示される
ちなみにコマンドで参照する場合はこちら
$ smbclient -L windowsホスト名orIP -U ユーザー
で共有フォルダ一覧を参照できる。

次に実際にアクセス
場所→サーバへ接続 を選択し、
サービスの種類をWindows共有に変更する。

情報を入力する
サーバー名:Windowsホスト名orIP
共有する場所:共有フォルダ名
フォルダ:サブフォルダ?空欄でOK
ユーザ名:ユーザー
ドメイン名:ワークグループ?
ブックマークを追加する:今後も使うならチェック
ブックマーク名:ブックマーク追加する場合は任意の名前

以上でGUIから共有フォルダにアクセス可能。
ブックマークを追加した場合は、以後はブックマークからアクセス可能。

参考:
http://itmst.blog71.fc2.com/blog-entry-27.html
http://linux.kororo.jp/cont/server/smbclient.php


●vim
コマンドラインでのテキスト編集用に。
ただのviより機能が上らしい。
Synapticでvimをインストールする。

viだとなんかキー配置がおかしいような・・・?


●Leafpad
gEditの代わりとして入れる。
gEditよりとにかく起動が速くて良い感じ。

.txtファイルのデフォルトアプリケーションに変更する。
適当な.txtファイルを右クリック→プロパティ→開き方→追加
コマンドを直接指定するにて、
leafpad
を指定して追加。
一覧に追加されたleafpadにチェックを入れてダイアログ閉じる。

ただし、windowsの共有フォルダからは認識できないみたいで、
そこから直接開く場合はgeditが開いてしまう。


●NoteCase
SynapticでNoteCaseをインストール。
メモを階層構造で保存できる。画像も挿入できる。
普段使いのメモとしてはちょうどいい感じ。


●Evernote
→ダメだった
クライアントは残念ながらarmでは使えなかった。
しょうがないのでWEB版を使い、普段は別アプリを使うことにする。
ちなみにLinux用だけなく、クローンのnevernoteはLinux用はあるけどarm用だけ無い感じ。


●KeePassX
パスワードマネージャとしてKeePassXというのを入れる。
ネット上でなかなか評判がよさそう。
SynapticでKeePassXをインストール。


●chromium-browser-nnc
高速ブラウザだという噂のchromiumを入れてみる。
ただし9.04にはインストール出来ないので野良ビルドを入れる。

ソフトウェアソースに次を追加してからアップデート
deb http://nnc.dyndns.biz/netwalker_rep/ ./
$ sudo aptitude update

そしてSynapticでchromium-browser-nncをインストールすればOK。
普段使いとしてはfirefoxと使い比べて決めます。

参考:
http://nnc.dyndns.biz/netwalker_rep/#toc_1.5.1


●Firefox5~
Firefoxは標準で入っているけどバージョンが相当古い。
そしてアップデートもないので野良ビルドを入れる。
アップデート版を提供してくれている人がいたのでダウンロードした。

http://www1.axfc.net/uploader/N/so/130793.zip
キーワード:firefox5

インストール方法
$ unzip firefox5-fix.zip
$ cd firefox5
$ ./install.sh
※一般ユーザーで実行

また、そのままだと自動更新ができないらしい。
それをできるようにするパッチ。
※たぶん個人のサーバーに繋ぎにいっている

ARM用Firefox自動更新機能
http://dl.dropbox.com/u/34541889/tools/setauto.tgz
インストール方法
まずはFirefox5を一旦起動して設定ファイルを作っておく。その後終了。
$ tar xfz setauto.tgz
$ cd setauto
$ ./setup.sh
※一般ユーザーで実行

※上記2つを同時にするスクリプト(未確認)
http://dl.dropbox.com/u/34541889/tools/install-firefox.zip
$ unzip install-firefox.zip
$ cd install-firefox
$ ./install-firefox.sh

ハマったのが、設定画面がWindowsのように
ツール→オプションじゃなく、編集→設定のところ。
2時間くらい調べまくってしまったw
Linux用Mozilla製品はすべてそうみたいだ。

普通に起動するとアップデート版が起動する。
まずはブックマークはSync機能で同期させた。
そして普段使うアドオンを入れておく
・2ペインブックマーク
・All-in-One Sidebar
・Configuration Mania
・Download Statusbar
・Video DownloadHelper
・Extended Statusbar
・Grab and Drag
・PDF Download
・Pearl Crescent Page Saver Basic
・RemoveTabs
・Speed Dial
・Tab Mix Plus
・Thumbnail Expander
・keyconfig
・セッションマネージャ
・テキストリンク
など

Windowsだと検索ワードボックスをクリックすると全選択状態になるのにLinux版はなぜかならない。
これを解決する。
アドレスバーに about:config と入力してEnter
browser.urlbar.clickSelectsAllの値をtrueにする
タブを閉じる。

Firefoxキャッシュをメモリに置いて高速化&SSDretain化する。
アドレスバーに about:config と入力してEnter
browser.cache.disk.enableをfalseにする
browser.cache.memory.enableをtrueにする
browser.cache.memory.capacity(整数値)を新規作成し、8192にする

再起動

参考:
http://2chnull.info/r/mobile/1298787437/1-1001
http://shiremono.com/?p=5256
http://mozilla-remix.seesaa.net/article/40026111.html


●Thunderbird5
ThunderbirdもFirefox同様にバージョンを上げる。

http://www1.axfc.net/uploader/N/so/130838.zip
キーワード:tb5

インストール方法
$ unzip thunderbird5.zip
$ cd thunderbird5
$ ./install.sh
※一般ユーザーで実行

ARM用Thunderbird自動更新機能
http://dl.dropbox.com/u/34541889/tools/setauto2.tgz

インストール方法
まずはThunderbird5を一旦起動して設定ファイルを作っておく。その後終了。
$ tar xfz setauto2.tgz
$ cd setauto2
$ ./setup.sh
※一般ユーザーで実行

※上記2つを同時にするスクリプト(未確認)
http://dl.dropbox.com/u/34541889/tools/install-thunderbird.zip
$ unzip install-thunderbird.zip
$ cd install-thunderbird
$ ./install-thunderbird.sh

普段使っているaddonをインストールする
・CompactHeader
・Extra Folder Columns
※Lightning、MinimizeToTrayは動かなかった
※LightningはARM用libstdc++5があれば動くかも・・・?ビルドしてみたけどエラーでた
libstdc++6はあるけどそれだとダメっぽい。

参考:
http://2chnull.info/r/mobile/1298787437/1-1001


●Sunbird
NetwalkerにはSunbirdが入っているけども
近況としてはSunbirdの開発は確か終わっていて
後継としてThunderbirdアドオンとしてのLightningがある。

しかしNetwalkerのThunderbirdにはLightningがインストールできない。
しょうがないのでPIMとしてはSunbirdを使うことにする。
Googleカレンダーとの同期アドオンは最初から入っている。

参考:
http://banokoten-ron.blogspot.com/2009/11/libstdc5-ubunutu-910.html
http://blog.livedoor.jp/navcom/archives/50888967.html


●Adobe Flash 10.1
公式配布されているのは3だけど
それだと動かない物が多いらしい?
10.1をインストールすることができるらしい。

Flash Lite 3はインストールしていない状態でしか試していません。

ダウンロード:
http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/270833
キーワード:flash

ダウンロードしたら、展開する
$ unzip installflash.zip
$ cd installflash

Flashのインストール
$ sudo ./installflash.sh

Youtubeやニコニコ動画が再生できたらOK
Youtubeの場合は右下のアイコンで240pを選ばないとまともに再生できない
ニコニコ動画はそれなりにスムースに再生できました。

※Flashの削除
$ sudo ./removeflash.sh

参考:
https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=7796


●speedcrunch
電卓アプリ
プリインストールされていない?
起動が速いらしいspeedcrunchを入れる
Synapticからspeedcrunchをインストール


●totem
動画プレイヤー。プリインストールされているtotemを使う。
これだとCPUの補助が受けられるらしい?
ネット上を見ていてもこれ以外のプレイヤーは遅くて使い物になってないぽい。
今回はtotemを少しでも高速化する

・サウンドドライバを変更
システム→設定→サウンドの「楽曲と動画」
サウンドドライバの設定を「自動検出」→「ALSA」にする

・PulseAudioの手動ON/OFF
PulseAudioというのはローカルファイル再生には不要なものらしく、
その割にCPUリソースを食うらしい。
これを普段はOFFにできるようにする。

$ sudo mv /etc/rc2.d/S50pulseaudio /etc/rc2.d/K50pulseaudio
※50の部分は環境依存?
$ sudo mkdir /etc/X11/Xsession.d.bak
$ sudo mv /etc/X11/Xsession.d/70pulseaudio /etc/X11/Xsession.d.bak/.
※70の部分は環境依存?

$ sudo leafpad /etc/pulse/client.conf
下記項目がコメントアウトされているので解除&変更する
autospawn = no
daemon-binary = /bin/true

再起動

以上で自動起動&自動復活がされなくなる。

ネットワーク経由で見るときなど?手動で起動停止したい場合は
$ pulseaudio --start
$ pulseaudio --kill
とする。

とりあえずOFFにした状態でニコニコから拾ってきたmp4が動くことを確認しました。

参考:
http://kapper1224.sakura.ne.jp/PALM20.html#10
http://kapper1224.sakura.ne.jp/PALM20.html#No27
http://japan.internet.com/linuxtutorial/20100813/2.html


●audacious
音楽プレーヤーとして人気があるらしいアプリ
Synapticでaudaciousをインストールする

そのままだと起動でエラーが出るので対策する
$ sudo mv /usr/lib/audacious/Input/adplug.so /usr/lib/audacious/Input/adplug.so.bak

アプリケーション→サウンドとビデオ
でAudaciousを起動する
枠を右クリック→設定→オーディオ
現在の出力Plugin:ALSA Output Plugin
に変更する。
デフォルトのPulseAudioは停止させるため

参考:
http://plaza.rakuten.co.jp/tutumikun/diary/200910120000/
http://basewall.kuciv.kyoto-u.ac.jp/dokuwiki/doku.php?id=netwalker


●Codec
audaciousで音をならすため、totemで動画を再生するため(?)、Codecをインストール
$ sudo apt-get install gstreamer0.10-ffmpeg gstreamer0.10-plugins-base gstreamer0.10-plugins-good gstreamer0.10-plugins-bad gstreamer0.10-plugins-bad-multiverse gstreamer0.10-plugins-ugly gstreamer0.10-plugins-ugly-multiverse

とやると先ほどtotemで再生できたmp4を再生できなくなりましたが再起動で治りました。
エラー:「gstreamer上で一般的なストリームエラーが発生しました」

Codecを入れることで最初は再生出来なかったm4v(詳細不明)は再生できるようになりました。

参考:
http://kapper1224.sakura.ne.jp/PALM20.html


●totemでflv再生
youtubeなんかで落としてきたファイルは
これまでの手順で再生できない場合がある。
その場合は次のコマンドで変換すると再生できた。

$ sudo aptitude install ffmpeg
$ cd ファイルのあるフォルダ
$ for  vdo  in  *.flv;  do  ffmpeg  -i  "$vdo"  -vcodec  copy  -acodec  copy  "${vdo%%.flv}.mp4";  done
それなりに速く変換できる。

これをスクリプト化しておくと使いやすい
$ cd
$ mkdir lib
$ mkdir ./lib/flv2mp4
$ cd ./lib/flv2mp4
$ touch flv2mp4
$ chmod 755 flv2mp4
$ vim flv2mp4
下記スクリプトを作る
#! /bin/sh
for vdo in *.flv; do ffmpeg -i "$vdo" -vcodec copy -acodec copy "${vdo%%.flv}.mp4"; done
ショートカットをbinに入れる
$ sudo ln -s /home/ユーザー/lib/flv2mp4/flv2mp4 /usr/local/bin/flv2mp4

参考:
https://sharp-usersnet.jp/ldisp.asp?cno=1&tbno=0&cmode=4;;;;;&pro=mebius&f=first#data_top6551


●日本語変換
プリインストールのAnthyだと普段使いのGoogle日本語入力と違って使いヅライです。
なのでGoogle日本語入力のオープンソース版、Mozcをインストールします。
通常インストール出来ないので野良ビルドされた方のを使います。
chromインストール時に使ったソフトウェアソースからインストールできる。


インストール後、
$ sudo aptitude install scim-mozc mozc-server mozc-utils-gui
※scimの場合

$ sudo aptitude install ibus libibus1 ibus-gtk python-ibus ibus-mozc mozc-server mozc-utils-gui
※ibusの場合

再起動

システム→設定→SCIM入力メソッドの設定
IMエンジン→全体設定
Anthyを無効にする
フロントエンド→全体設定
キーボード配列を日本語にする

日本語入力モードにしてから上部メニューのキーボードの位置のアイコンをクリックしてMozcを選択する
ログオフ

参考:
http://plaza.rakuten.co.jp/kapper1224/diary/201101300000/
http://kapper1224.sakura.ne.jp/PALM20.html#No75


●ユーザー辞書
システム→設定→SCIM入力メソッドの設定
IMエンジン→Mozc
Dictionaly toolを選択して辞書ファイルを読みこませる。

ただしただでさえ非力なのであまり入れないほうがよさそう。

一応いくつか紹介。

2ちゃんねる系顔文字
http://matsucon.net/material/dic/
普段なら@版を使うけどnetwalkerだと押しづらいから通常版のほうがいいかも

ニコニコ大百科IME辞書
http://tkido.com/blog/1019.html

Google日本語入力強化辞書
http://blog.goo.ne.jp/typer_k20a/e/e9956e8c4a2f519a3689700aef56761f
現時点で最新版のv5-1版を落とせばOK

個人的には上記3つで十分。
下記mozc_01はBuild失敗したってのもあるけど、面倒なら上記で十分・・・?

mozc_01
http://www.geocities.jp/ep3797/mozc_01.html
→Build失敗。一応ある程度のところまではいったので手順を残しておく

$ sudo aptitude install devscripts debhelper libibus-dev libcurl4-openssl-dev libprotobuf-dev protobuf-compiler libqt4-dev libscim-dev libzinnia-dev

http://packages.ubuntu.com/lucid/python-support
からpython-supportパッケージをダウンロードしてインストールする
$ dpkg -i python-support-1.0.4ubuntu1_all.deb

http://packages.ubuntu.com/lucid/python/gyp
からgypパッケージをダウンロードしてインストールする
$ dpkg -i gyp_0.1~svn840-0ubuntu0.10.04.1_all.deb

http://packages.debian.org/sid/libgtest-dev
からlibgtest-devパッケージをダウンロードしてインストールする
$ dpkg -i libgtest-dev_1.6.0-1_armel.deb
ビルドする
$ lzcat mozc-ut-1.2.809.102.20110822.tar.lzma | tar xf -
$ cd mozc-ut-1.2.809.102.20110822/
$ cd doc-ut/script/
$ ./generate-zipcode-dic.sh
$ cd -
$ debuild -b -uc -us

ここで
debuild: fatal error at line 1329
というエラーが出て失敗。検索しても同様のエラーは見つからず断念。

最後に不要なパッケージをUninstallする
$ sudo aptitude purge devscripts debhelper libibus-dev libcurl4-openssl-dev libprotobuf-dev protobuf-compiler libqt4-dev libscim-dev libzinnia-dev gyp libgtest-dev

参考:
http://www.geocities.jp/ep3797/mozc_01.html
https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?pid=61538


●画像ビューワ
GPicView
デフォルトのeogの代わりに軽いビューワ

GImageView
多量の画像を閲覧するためのビューワ

それぞれSynapticでインストールする。


●システムモニタ
conkyが使いやすいので採用する
$ sudo aptitude install conky

設定ファイルを
/home/ユーザー名/.conkyrc
というファイル名で作成する
今回設定したconkyrcファイルはこちら
更新間隔は3秒にしている。1秒にすると結構負荷があった。

conky起動(英語フォントで曜日を英語にするためにen起動)
$ LANG=en conky &

あとは自動起動に加えて、以降はシステム起動時に起動するようにするだけだが、
どうしてもうまく起動されなかった。
スクリプトで対応すればいいらしい。
$ cd
$ mkdir lib
$ mkdir ./lib/conky_en
$ cd ./lib/conky_en
$ touch conky_en
$ chmod 755 conky_en
$ vim conky_en

下記内容でスクリプトを作る
#! /bin/sh
sleep 30
LANG=en /usr/bin/conky &

ショートカットをbinフォルダに入れる。
$ sudo ln -s /home/ユーザー/lib/conky_en/conky_en /usr/local/bin/conky

そしてこれを自動起動に加えるとよい。
/usr/local/bin/conky

※ちなみにオリジナルは/usr/bin/conky

参考:
http://yaga.blog.so-net.ne.jp/2009-12-27-1
http://conky.sourceforge.net/variables.html
http://conky.sourceforge.net/config_settings.html
http://incompleteness-theorems.at.webry.info/201006/article_10.html
http://d.hatena.ne.jp/tettou77-2/20090427/1240820805
http://viva-ubuntu.com/applications-2/conky.html
http://yaga.blog.so-net.ne.jp/2009-12-24


続く