HDD1 sda 2TB
→biosgrub用 sda1 1MB
→/用 sda2 20GB
→swap用 sda3 6GB
→home(raid)用 :sda4 残り
HDD2 sdb 2TB
→未使用 sdb1 1MB
→/コピー用 sdb2 20GB
→未使用 sdb3 6GB
→home(raid)用 sdb4 残り
RAID(sda4+sdb4) md0 約2TB
USBメモリ sdc
→sdc1
では、インストール作業の説明に入ります。
Advanced format対策
Advanced Formatは新しいHDDの規格で、最近のOSだと問題ないらしいけど、例えばXPだと専用ツール使わないとパフォーマンスが落ちるそうです。Ubuntuも10.04から正式対応したみたいやけど、バグだらけなので今回はGPartedでパーティション分けしてからUbuntuインストールします。
やりたいことは、パーティション開始位置を8で割れる位置にする。です。
なお、既に使ったことのあるHDDなら、最初に全領域をなんらかのFileSystemでフォーマットしてから作業することをオススメします。
GPartedのGUIから・・・
1./dev/sdaを開く
>パーティションテーブルの初期化
パーティションテーブル作成にて詳細を開いてGPTを選択
>biosgrubパーティションを作成する
先頭に1MiBの未フォーマットで作成する
biosgrubフラグを立てる
informationから開始位置が2048であることを確認する
>root用パーティションを作成する
biosgrubパーティションに続けてext4で作成する
informationから開始位置が4096であることを確認する
>swap用パーティションを作成する
rootパーティションに続けてlinux-swapとして作成
informationから開始位置が8の倍数であることを確認する
今回6GB(6144MiB)で作成
>home用パーティションを作成する
swap用パーティションに続けて未フォーマットとして作成
残りサイズを全部割り当てる
informationから開始位置が8の倍数であることを確認する
2./dev/sdbを開く
>パーティションテーブル初期化
パーティションテーブル作成にて詳細を開いてGPTを選択
>biosgrubパーティションを作成する
先頭に1MiBの未フォーマットで作成する
informationから開始位置が2048であることを確認する
>root用パーティションを作成する
biosgrubパーティションの未フォーマットで作成する
informationから開始位置が4096であることを確認する
>swap用パーティションを作成する
rootパーティションの未フォーマットで作成する
informationから開始位置が8の倍数であることを確認する
今回6GB(6144MiB)で作成
>home用パーティションを作成する
swap用パーティションに続けて未フォーマットで作成
残りサイズを全部割り当てる
informationから開始位置が8の倍数であることを確認する
ちなみに(TotalSectors/2048)が1MiBになります
X.参考
https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Others/RepairMbrWithGrub
http://community.wdc.com/t5/Desktop/Problem-with-WD-Advanced-Format-drive-in-LINUX-WD15EARS/m-p/10920#M631
http://www.ibm.com/developerworks/jp/linux/library/l-4kb-sector-disks/?ca=drs-jp
これでインストールの準備ができました
Ubuntu serverインストール
1.Ubuntuサーバーをインストールを選択
2.キーボードを選ぶ(無かったのでDellにした)
その後、Japan → Japan-Kana → Alt+Shift と選択
3.パーティショニングは手動を選択する
4.sda(root用2TB)
biosgrub用パーティション
biosgrubになっていることを確認
root用パーティション
ext4で初期化、マウントポイント"/"
swap用パーティション
linux-swapになっていることを確認
home用パーティション
未使用
5.sdb(raid用2TB)
何もしない
未使用(?)になっていることを確認
6.ホームディレクトリ暗号化 いいえ
7.自動的にアップデートしない
8.インストールするソフトウェアの選択
LAMP server/OpenSSH server/Samba file server
を選択
9.GURBブートローダのインストール はい
8.指示に従い再起動
X.参考
http://www.ibm.com/developerworks/jp/linux/library/l-grub2/?ca=drs-jp
続いて最低限のセットアップをとりあえず
Ubuntuのセットアップ
1.インストール時に作成したアカウントでログイン
2.文字化け対処
設定を開く
$ nano ~/.bashrc
#文字化けは気にしない
ファイルの末尾に、以下を記述
case $TERM inctrl+o → enter → ctrl+x で閉じる
linux) LANG=C ;;
*) LANG=ja_JP.UTF-8 ;;
esac
反映
$ source ~/.bashrc
再度
$ nano ~/.bashrc
とすると文字化けしないことが確認できる
3.ubuntuマシンのIPを調べる
$ ifconfig
inet addr:の部分を念の為控える
4.apt-getのリスト更新
$ sudo apt-get update
5.ブートメニュー出すようにする
$ sudo cp /etc/default/grub /etc/default/grub.org
$ sudo nano /etc/default/grub
↓の2つを#でコメントアウト
GRUB_HIDDEN_TIMEOUT
GRUB_HIDDEN_TIMEOUT_QUIET
6.バックアップ用devのマウント
ここではUSBメモリを使う
dev確認
$ sudo parted -l
USBメモリマウント
$ mount /dev/sdc1 /mnt
7.MBRのバックアップ
sdaのMBRをmbr_sdaに
$ cd
$ sudo dd if=/dev/sda bs=512 count=63 > mbr_sda
念のためsdbも
$ sudo dd if=/dev/sdb bs=512 count=63 > mbr_sdb
USBメモリにコピー
$ sudo mv mbr_sda /mnt
$ sudo mv mbr_sdb /mnt
なぜかエラー出るけどコピーはできているみたい
$ diff mbr_sda /mnt/mbr_sda
rootのPBRをバックアップ
$ sudo dd if=/dev/sda2 bs=512 count=63 > pbr_sda2
念のため関係しそうなbiosgrub領域も
$ sudo dd if=/dev/sda1 bs=512 count=63 > pbr_sda1
USBメモリにコピー
$ sudo mv pbr_sda2 /mnt
$ sudo mv pbr_sda1 /mnt
8.rootのバックアップ
$ cd /
$ sudo tar cvpzf /backup.tgz --exclude=/proc --exclude=/lost+found --exclude=/backup.tgz --exclude=/mnt --exclude=/sys /
$ sudo mv /backup.tgz /mnt
9.バックアップ用devのアンマウント
$ umount /mnt
10.ログアウト
$ exit
X.参考
http://thinkit.co.jp/cert/article/0707/11/2/4.htm
https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Install/BackupMBR
https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Others/BackUpAndRestore
続いてクライアントマシン(Windows)にsshクライアントをインストールする
あとは基本的にそちらから操作した方が効率が良い
Pederosaをインストール
1.FWでポート22が使えるようにする
2.インストーラを起動して従う
3.実行する
#操作中にエラーが出る場合は管理者ユーザで実行する
4.ファイル→新規Telnet/SSH接続
ホスト:ubuntuのホスト名 or ip
アカウント:ubuntuのユーザ
パスフレーズ:ユーザパスワード
※たまにホスト名が通らない時があるが再起動したら使えたりする謎
基本インストールの最後に時計あわせ
Ubuntuのセットアップ2
ntpインストール
$ sudo apt-get install ntp
ntp設定
$ sudo nano /etc/ntp.conf
server ntp.ubuntu.comと書かれている行を下記のように変更する。(同じ行を3つ)
server ntp.nict.jpntp再起動
server ntp.nict.jp
server ntp.nict.jp
$ sudo /etc/init.d/ntp restart
動作確認
$ sudo ntpq -p
#以後、NTPサーバーとしても使える
とりあえず最新にあわせる
$ sudo /etc/init.d/ntp stop
$ sudo ntpdate -u ntp.nict.jp
$ sudo /etc/init.d/ntp start
※手動で日時変更する場合は
$ date 1129225808
これで2008/11/29 22:58:00になる
ハードウェアの時計に反映させる
$ sudo hwclock -w
X.参考
http://www.k5.dion.ne.jp/~r-f/sicklylife/memo/ubuntu910/first_setting.html
http://kaede.blog.abk.nu/date-setting
http://www.tatsuyoshi.net/toyota/tech/200608.html
基本的なインストールは以上
次は意味不明なRAID構築です
続く
(20110918追記)
ntpdateによるUbuntu時計だけじゃなくて
hwclockによるハードウェア時計の反映もやった方がいいらしいので追加した
(20111015追記)
WDのHDDについての記述を見つけた。今度余裕があったらやってみよう。
http://blog.lwlv.net/archives/tag/aft
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